 | |
タイトル:花嫁は二人いる 著者:愁堂れな イラスト:樹 要 発行:幻冬舎 レーベル:ルチル文庫 発売日:2007/01 価格:540円(税込) |
*画像clickで拡大画像が見れます。 





〜STORY〜可愛らしい僕の花嫁……
身も心も、僕のものにしたい 「花嫁」の代わりに初夜を迎えた春臣。しかしその夜以来毎晩侯爵の嫡子・恭也の相手をすることに…。すれ違う恋の行方は!?17歳の桜木春臣は、寺島伯爵の腹違いの弟。 5年前、庭で出会って以来、九条公爵の嫡子・恭也に淡い恋心を抱いている。 ある日、恭也のもとへ、訳あって伯爵の妹として育てられた次兄・春海が嫁ぐことに。 婚礼後、自殺を図った晴海の身代わりに春臣は恭也と初夜を迎える。 入れ替わりを知った恭也は、毎夜、春臣に変わりに抱かれるよう命じ…。
〜ひとりごと〜 伯爵家・妾腹×公爵家・嫡男
女装 けなげ受け
寺島伯爵には、嫡男・一嗣(かずし)、訳合って女の子として育てられた妾腹の春海、そして同じく妾腹の春臣(はるおみ)の3人の兄弟がいた。
春臣が、育てられた桜木が本当の父ではなく、桜木伯爵が実の父だと知ったのは、12歳の時。
色々な事情から、寺島ではなく桜木春臣として育てられた春臣だったが、寺島伯爵家では公然の秘密で誰もが周知することであった為、口さがない人たちから耳に入る前にと母が鬼籍に入ったのを機に桜木の父から春臣に話された。
だが、幼い春臣は衝撃を受け、呆然と庭に立ち尽くしていた。
その時、綺麗で凛々しい声そのものの凛々しい姿の青年に、声を掛けられる。
混乱状態だった春臣は、青年に問われるまま答えてしまったのだが、我に返り「僕のことは内緒に…」と、慌ててその場を立ち去った。
しかし、春臣はその青年に憧れを抱き、青年が九条公爵家の嫡男・恭也(やすなり)だということを父から聞き出す。
そしてこの時から5年、英国に留学していた恭也が帰国し、現在の寺島伯爵家の当主・一嗣に帰国の挨拶に現われた。
春海を花嫁にというとんでもない申し出と供に。
今から3ヶ月前に引き取られたきた春海は、一嗣が体面を気にして、外界との接触を一切、遮断してしまっため、社交界では深層の令嬢と噂になっていた。
そして、恭也は破綻寸前の寺島伯爵家の援助、そして春海が男であることを黙っていることとを条件に花嫁に請うてきたのだった。
春海の結婚が決まったことで彼女の乳母が心労で倒れた。
そうして春臣自ら春海のメイドとして九条公爵家に供にいくことになったのだが、春海が自殺未遂を起こし代わりに春臣が初夜の床につくことになった。
翌日、早くもその身代わりのことが恭也の知るところとなり、怒った恭也は、春臣を毎夜の相手に命じ・・・。
もっと、深刻なお話かと思っていました。(苦笑)
と、いうのもト書きが、
ツッコミのように感じられてしょうがなかったからなんです。
なんでだろう?これも
関西人の血のせいでしょうか。(涙)
けれど、私にはそれが逆に重くなりすぎない作用となり、お話には引き込まれてしまい、翌日に持ち越して読むつもりが、夜更かししてまで読了させてしまいました。(笑)
いやもう、『どうなるんだ?』『先生どう決着つけるつもりですか?』と、ああでもない、こうでもないと
妄想を膨らませちゃったんで、結末まで読んでしまわないと収まりがつかなかったんです。(爆)
春臣は、その根底に恭也に対する
憧れが強くあるからこその行動ではあるんですけど、基本的にはとても
けなげでかわいい子です。
春海のために、恭也のためにと、身代わりがバレた時にも真実を話さないんです。
2人が初めて寝屋を供にした時、恭也から
「あなたを一目見たその時から、僕はあなたのことがどうにも忘れられなくなった。再び会いたい。この腕に抱きたい。ずっとそのことばかりを思い続けてきた」と告白されるんです。
けれど、それは自身ではなく、
春海に向けられた言葉。
その事実が、
悲しくて苦しくて堪らない、けれど恭也に抱かれることはとても
幸せなことだと思おうとするんです。例えどんなに胸が苦しくなろうと。
台所で泣き崩れる春臣は、抱きしめてあげたくなる程でした。
恭也は、恋焦がれ、やっとこの腕に抱くことができたという
幸福感に浸る間もなく身代わりだったと知るんです。
それはそれは、困惑したことでしょう。
読後「恭也ったら、慌てんぼさん」と、内心笑ってしまったのは内緒です。(笑)
身代わりのことで、春海の思いを知ると同時に、この時点では、当然2人が兄弟ということも知らない訳ですから、春臣の行動は、
春海のことが好きなためだと思うんです。
「自分の好きな人を他の男に抱かせるくらいなら、自分が身代わりに」と、思っちゃったんですね〜。
それで、そんなに春海を守りたいのなら
「毎夜、相手してもらおう」と、春臣に迫るんです。
はい、完全にヤサグレちゃってます。(笑)
春臣の思いが通じることはあるのか?
恭也の思いは?
恭也の本当の花嫁は?〜ツボな脇キャラ〜 一嗣と春海
春臣の異母兄弟です。
この2人の後日談は、気になる所です。
幼い頃、体の弱かった一嗣は、大事に大事に育てられたんです。
その為、癇癪持ちで人付き合いが苦手な人に育ってしまいました。
外に出さないということ意外は、酷く異母兄弟を虐めることはないです。
ただ、どう接していいかわからなかったんでしょうね〜。
春海は、女の子として育てられましたが、本人はそのことをどう思っているんでしょうね。
その辺も気になるので、是非、続編読んでみたいです。





小説xxxxx
242作品 コミックxxxxx
118作品 UP中
続きを読む