2007年09月22日

【こんなハズじゃなかったのにさ】
 高月まつり ill:海奈


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タイトル:こんなハズじゃなかったのにさ
著者:高月まつり
イラスト:海奈
発行:竹書房
レーベル:ラヴァーズ文庫
発売日:2007/5/25
価格:600円(税込)

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〜ひとりごと〜
 リーマン×デートクラブ・デート要員?
 調教

 有名輸入家具雑貨店でバイヤーをしている中埜里久(なかの りく)は、30歳の誕生日を機にある決心をした。
 それは『年下のかわいい男の子と仲良くしたい』というもので、その願望を叶えるべく、デートクラブ『アンダー・ザ・ローズ』の会員になった。
 待望のその日、慎ましやかな誕生日パーティの準備をし、待っていた里久の前に現れたのは、自分の理想とは正反対の同い年で、自身より2cmも背の高い男だった。
 確かに、華麗な外見は眼福ものだが、里久の好みは「華奢で小さく可愛い男の子」。
 即、チェンジを申し出ようとした里久に、目の前の長身の男・弓原時春(ゆみはら ときはる)は、高額な別料金が発生することを告げる。
 眉間に皺を寄せる里久は、時春に言いくるめられてしまったばかりか、自身の意思を無視した高額オプションを追加されてしまう。
 『抱かれる』側ではなく、『抱く』側だと自身のことを信じて疑わない里久は、『悪魔』と時春を罵りつつも、追加オプションで施される快感からゲイ初心者の彼には、逃れる術はなかった。
 次こそは、自身の好みの「華奢で小さく可愛い男の子」とデートするんだと、意気揚々と繰り出す里久だったが、目の前に現れたのはやっぱり悪魔のような男・弓原時春で・・・


 『ラヴァーズ文庫 創刊3周年記念BOOK「ラブ黒ハートコレ」』で、この人たちのお話を読んで以来、ず〜っと気になってたんですよね。
 で、今回読むことにしたのですが、クククッ、やっぱりこの人たち面白かったです。
 それに、雛山と桂城を益々気に入ってしまい、続編出ないかな〜と涎を垂らしそうでした(爆)
 「ラブ黒ハートコレ」〜ひとりごと〜は、コチラ

 里久が、自身の性癖に始めて疑問を持ったのが、17歳の時なんですね。
 そして、好きになるのはいつも男性で、相手はストレート
 そんな相手に告白できる筈もなく、29歳まできてしまったんですね。
 で、30歳の誕生日を目前に見つけたのが、デートクラブ『アンダー・ザ・ローズ』のHPだったんですよ。
 そのHPに書かれていた『同性デートも承ります』という文字に『神様が嬉しい奇跡を起こしてくれた』と、迷うことなく会員になるんですよ。

 こんな里久ですが、実は結構女性にモテるんです。
 ただ、整った容姿ではあるんですけど、滅多に微笑まないために近寄り難いイメージを与えてしまいがちなんですが、人柄が良いために女性から人気があるんです。
 例えば「髪型を変えた」とか「アイシャドウの色を変えた」とかとにかく細かい所にまで、気がついて褒めるんですね。
 それは、女性としては嬉しいですものね。
 でも、里久はゲイ、悲しいかな、告白されても断ってきてました(苦笑)
 その里久の唯一苦手なのが、『笑顔』だそうです。
 本人も「笑うのがヘタ」だと認めてますが、時春には「笑い顔には見えない。俺が幼稚園児だったら、怖くて泣いていたと思う」と言われるほどでした。
 けど、時春にはこの里久の目がツボだったようです(笑)

 そして、初めての男の子とのデートに胸を膨らませてる里久でしたが、やってきたのは同い年で、自身より2cmも高い180cmの男・時春だったんです。
 どれだけ、落胆したか想像したら、笑えますよね〜(←オイオイ)
 しかも、「『アンダー・ザ・ローズ』のパートナー選考には定評があります。よくぞ自分の好みを分かってくれたと絶賛されているのです。」とか開き直られるんですよ。
 読んでる方は楽しいですけど、とっても気の毒でしたよ(苦笑)
 しかも、頼んでもいないオプションを勝手につけられ、部屋には豪華な料理は運ばれてくるわ、『M』だ『受』だと決め付けられ、「誕生日プレゼント」だと抜き差しならないとこまで呷られたキスなども高価なオプションに組み込まれてますし・・・。
 もう、ここまで来たら笑うしかないですよね。
 でもでも、里久、もっと笑わせてくれるんです。
 自身の好みのタイプではない時春に手を握られたり、イチモツを握られても『同性の手』ってことで喜んでるんですから、時春もニヤリ〜ですよね(苦笑)

 けどけど、どうしても里久は、「華奢で小さく可愛い男の子」とお近づきになりたいんですよ。
 なので、今度こそはとデートを申し込むんですけど、いつも来るのは時春なんです。
 どうして、好みの子を寄越してくれないの?って疑問に思いますよね。
 それは、里久の『目力』『えっちー体』を気に入った時春が、裏から手を回しているからなんですよね(ムププ)

 で、里久、毎回来る時春に高価なオプション付けれられまくられて、お財布はどんどん寂しくなっていくんですよ。
 その上、「俺につけておけ」って、『時春ローン』なる怪しげなものまで持ち出してくるんす。
 それはもう、どんだけ『守銭奴』やねんって、ツッコミ入れたくなった程でした〜(笑)

 里久もね、もうここまで来たら、この悪魔から逃げられないから諦めれば?と思わなくもなかったんですが、10年もの間かわいい子とイチャイチャしたいと夢見てきたんですよね。
 それでもって里久の妄想は、親父かよ!!ってほどで、ファンタジー的で、時春には『夢見すぎ』と一笑に付されて、逆に利用されてましたよ!!
  でも、さすがにこのままでは、里久がキレると時春は、ある秘策を講じました!!
 その策に、まんまと鼻の下を伸ばしてしまった里久は、時春の思うツボでした(笑)

 けどけど、こんな守銭奴の時春もかわいいとこはあるんですよ。
 今まで、「誰か一人に縛られるのは苦痛だし、なにより面倒くさい」と言ってたのに、『挑戦的で生意気な瞳を、見も心も屈服させ、ずっと傍に置きたい。その瞳に自分だけを映し続けたい』なんて、純情(?)なこと言ってましたからね。
 かわいいですよね〜(←エッ!!)

 そして、ここまで「華奢で小さく可愛い男の子」に拘る里久には、ある思い込みもあり、かなり強固なものになってたんですね。
 この里久をどうやって落とすのか、にまにましながら読んでしまいました!!


 里久が自身の好みに拘る理由は?
 そんな凝り固まった里久を時春はどうやって落とすのか?
 そして、『時春ローン』まで持ち出す彼の正体は?



〜里久の軌跡〜

 17歳の春→自身の性癖にギモンを抱いた。

 18歳の夏→隣の席に座る友人の横顔を見つめるたびに、なぜか心臓がドキドキした。

 19歳の秋→取り敢えずどーていは捨てておくかと、大学の先輩にリードされベッドに入った。
      が、里久の心の中には達成感は微塵も存在しなかった。それどころか、自分の性癖を思い知らされ愕然とする。

 以後約10年間→ストレートの男性に片思いし続ける




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posted by 零 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | いおかいつき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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