2007年09月09日

【恋と服従のエトセトラ】
 桐嶋リッカ ill:カズアキ


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タイトル:恋と服従のエトセトラ
著者:桐嶋リッカ
イラスト:カズアキ
発行:幻冬舎
レーベル:リンクスロマンス
発売日:2007/4/27
価格:898円(税込)

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〜ひとりごと〜
 ハイブリッド×ハイブリッド
 ファンタジー 学園もの

 都内でも有数の名門校聖グロリア学院に入学する資格、それは、「名家の出」「将来有望」ということと共に「魔族」であることが必須。
 その学院に通う森咲日夏(もりさき ひなつ)は、ハイブリッド(雑種)と言われる魔女と人間のハーフ。
 ハイブリッドは、生粋の魔族よりも時に大きな力を持つ場合もあるが、何よりも家柄や血筋を重んじる魔族社会においては、蔑みの対象で見られることが多かった。
 そして、日夏自身も魔女の家系としては、名門・椎名家の母を持つが、父が人間であるため、母が亡くなり椎名家に引き取られてからは、辛い目にあってきた。
 しかし、日夏はそれに屈することなく生きてきた。
 けれど、間もなく16歳を迎える日夏に、祖母は何が何でも婚約させようと策を巡らせてくる。
 それは、日夏の体に秘密があるからなのだが・・・



 魔族には、魔女の素質を引く「ウィッチ」、狼男の素質を引く「ライカン」、そして吸血鬼の素質を引く「ヴァンパイア」の3つがあります。

 日夏は、魔女と人間のハーフで、半陰陽の体を持ち、時期がくれば男から女にシフトチェンジ出来るようになるらしいんです。
 普段は、無節操な魔族たちも生殖に関わる面ではとても慎重で、特に半陰陽の体を持つものには、幼い頃から許婚を定めるなど慎重なんです。
 それは、ヒート(発情期)があるからだそうで、それをを迎えるのが16歳、なので現在、許婚のいない日夏をお見合いさせようと祖母は必死なんです。

 けれど、勝気な日夏は『生まれ持ってしまった「運命」に逆らおうとはもはや思わない。だが、迫りくるその足音をただ漫然と待つだけなんていうのは、正直、性に合わないのだ。運命の来訪が避けられないというのであれば――。(こちらから迎え撃ってやるまでだ)』と、あくまでも強気で、唯々諾々と受け入れる気はないんですよ。

 そうして、迫り来るタイムリミットへの不安を何とか打ち消そうとする日夏の前に、同じハイブリッドでありながら、エリート中のエリート吉嶺一尉が現れます。
 彼は、一握りのエリートだけが通えるというアカデミーをたったの3年で卒業したという派手な経歴の持ち主なんです。
 けれど、そんな派手な経歴に反して、通常4〜5歳で能力の覚醒があるのに対し、一尉の能力が覚醒したのは8歳の時なんですね。
 ハイブリッドの弊害として、稀に能力を持たずに生まれてくる場合があるらしく、もしそうなると本人は最下層の魔族と貶められるばかりか、そういう子供を出してしまった一族までもが中傷や弾劾を受けるんです。
 なので、能力の覚醒があるまでは、父親と母親の間で互いに押し付けあうということがあったようです。
 けれど、一尉の目覚めた力が桁外れなものだったとわかった途端、今度は奪い合いを始めたんです。
 そんな両親たちを見て、一尉は一尉なりの立ち回り方を覚えたようでした。

 自分を縛りつけるものがあれば、それを跳ね除けて生きてきた日夏と、自分を縛りつけるものに従うように見せ、その実使えるものは全て使い自分の優位になるように使ってきた一尉。
 互いにハイブリッドでありながら、進んできた道が全く違う日夏と一尉は、反発する面を持ちながらも強く互いに惹かれるんです。
 けれど、一尉に自分の唯一の自信の元で、最後の砦だったウィッチとしての能力が、全く効かなかったことで、日夏は、プライドを粉々にされるんですよね〜。

 そして、違う生き方をしてきたふたりなんですけど、きっと求めていたものは同じだったんでしょうね。
 あるきっかけで、急速に近づいてましたから。
 でも、日夏には12歳の時の苦い経験があるので、素直に一尉を受け入れることができないんです。


 日夏の友人たちも、かーなーり個性的というか、快楽主義というか、楽しい面々で、この人たちで続編作ったら楽しそうだな〜と思わせてくれました。

 ただ如何せん、こういうファンタジーものって、先生や作品それぞれに独自の世界があるので、しょうがないと言えばしょうがないのですが、説明部分がかなり多く中だるみしがちな面がありました。


 日夏の苦い経験とは?
 16歳の誕生日までに許婚は見つけられるのか?
 そして、日夏と一尉が求めていたものとは?




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