2007年04月19日

【極道はスーツがお好き】 中原一也 ill:小山田あみ


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タイトル:極道はスーツがお好き
著者:中原一也
イラスト:小山田あみ
発行:イースト・プレス
レーベル:AZ NOVELS
発売日:2006/2/下
価格:893円(税込)

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〜STORY〜
可愛い声で、啼くんだな
「俺が満足するスーツを作り、それが仕上がるまで愛人を務めれば、借金は帳消しにしてやる」――傲慢な口調で無体な要求を突きつけてきた男、芦澤。高級なスーツを嫌味なく着こなし野生の色香を放つその男の正体は、ヤクザだ。真面目な二代目テーラーの榎田は、老舗の看板を守りたい一心でデンジャラスな世界に足を踏み入れ、男の味をたっぷり教え込まれることに…。危険な愛の仕立て屋稼業書き下ろし

〜ひとりごと〜
 テーラー・オーナー×ヤクザ・若頭
 借金

 従業員に店の権利書と実印を持ち出され、2000万円の借金を被せられた『テーラー・えのきだ』のオーナー榎田弘哉(ひろや)は、取立てにきたヤクザの若頭・芦澤祐介(あしざわ ゆうすけ)から決断を迫られていた。
 一週間以内に2000万円を返済するか、もしくは芦澤の気に入るスーツを作るかだ。
 但し後者には、スーツが仕上がるまでの間、芦澤の愛人を務めること、というもうひとつの条件があった。
 何とかお金を作ろうと奔走するも虚しく用意できなかった榎田は、自ら連絡を入れスーツを作ること、そして愛人を務めることを告げる。
 そして芦澤に抱かれた榎田は、ベッドの中だけでなく、彼の全てに翻弄されることになってしまう。
 そんなある日呼び出されて出向いた芦澤のマンションで出会った弁護士・諏訪は、臆面もなく自分はセックスフレンドだと告げるばかりか、芦澤の辛い過去まで語り始め・・・



 中原先生、初挑戦でした。
 けれど、ん〜〜〜、榎田は別に可愛かろうが幼かろうが、受なので違和感はなかったのですが、芦澤も弁護士の諏訪も子供っぽくて違和感が強かったです。

 芦澤に至ってはヤクザのしかも若頭なのに、どうしても頭の悪い人にしか見えなかったんです。
 何がそう感じさせたのかと言うと、余計なことまで喋りすぎだな〜ということでした。
 例えば、愛人になるという条件を出され、榎田が何とか思い直させようとするシーンで
 「あなたのような人なら、いくらでも相手がいるでしょう?」
 と言うのに対し
 「ま、確かにそうだがな。あんたが気に入ったんだよ。俺ほどにまで登りつめるとな、口答えする奴なんか一人もいなくなるんだ、みんな俺の前に跪くだけだ。自分に従順だとわかっている相手にそんなことされても、面白くともなんともないだろ」
 と、返してるんです。
 このセリフ自体にも驚かされましたが、『俺ほどまでに登りつめるとな』って、いうセリフが、地位をひけらかして喜んでる頭の悪い人にしか見えなかったんですよね。

 そして、芦澤が罠に嵌められてピンチに陥るシーンがあるのですが、監視の目があり直接的なこと言えない場面でくどいくらいに『10時』と連呼するので、何か伏線がはってあるのかと思いきや「えっ!!あれだけ念押しして、それだけっ」とズッコケたんですよ。
 それだけ言うんだから、何かメッセージのようなものが隠されている筈と期待を込めていただけに空虚感を味わわされてしまいました。

 その上、芦澤の過去に関してもそうで、その内のひとつに彼が苦労したであろうことが書かれてあったのですが、あまりにも現実味がなく「ふ〜ん」としか思えなかったんです。

 それから弁護士の諏訪も、榎田の真面目で純粋そうな所を見てると虐めたくなるという部分はわかるんですが、弁護士のくせにベラベラ喋りすぎでした。
 これでは、芦澤の過去を語る人物として登場したストーリーテラーの役目しかなかったですもの。
 一から十まで、説明してくれなくても臭わせるだけの方が効果的だったし、榎田にヤキモチを妬かせるというコンセプトなら尚更煽るだけ煽って榎田をキリキリさせる悪役に徹してくれてた方がおもしろかったのにな〜と残念でした。


 厳しいことを書きましたが、STORY的にはおもしろかったので、また機会があればリベンジかけてチャレンジしてみたいと思います。


 芦澤の辛い過去とは?
 芦澤が嵌められた罠とは?
 そして、スーツが仕上がった後の二人は?




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小説xxxxx294作品 コミックxxxxx134作品 UP中






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この記事へのコメント
ごぶさたです(^^)
これ、結構前から気になっているんですが、いまだに手を出せないでいます。
中原先生、シャレードのは面白いんですが、地味なので、いまいち購入に至らなかったりします。
今度見たら買おうっと。
Posted by まっつん at 2007年04月29日 05:33
 まっつんさん、こんばんわ〜。

 おぉ〜、シャレード文庫さんのは面白いんですね。
 今度、チェック入れておきます。(^^ゞ
 情報&コメント、どうもありがとうございました。
Posted by 零 at 2007年04月29日 18:20
あ、でも地味です(笑)
地味ながら味があるような。
(特に会話文とかが)
Posted by まっつん at 2007年05月01日 00:38
 まっつんさん、こんばんわ〜。

 シャレード文庫さんの沢山あったので、どれかな〜とあらすじチェックしてました。

 ははは・・・地味なんですね。
 ではでは、地味そうなの見てみます。(笑)

 コメントありがとうございました。
Posted by 零 at 2007年05月01日 00:58
あれ、そんなにあったんですね! ごめんなさい。
『愛とバクダン』です!
Posted by まっつん at 2007年05月04日 01:15
連続ですみません。
今気づいたんですが、これ、値段が893円なんですね(笑)。
くだらないことで・・・。
Posted by まっつん at 2007年05月04日 01:16
 まっつんさん、こんにちわ〜。

 ん?『愛とバクダン』何か聞いたことあります。
 ドラマCDとかにもなってる作品かな〜。

 わざわざ、タイトル教えて下さってありがとうございます。
 しっかり、チェックいれますね〜。(^^ゞ

 ノベルなので、高いですよね〜。><
 発売から時間も経ってますし、古書店に出るの待ってもいいと思いますよ。
 それで、立ち読みでもしてOKそうだったら、読んでみてください。☆^(o≧▽゚)oニパッ

 コメント、ありがとうございました。
Posted by 零 at 2007年05月04日 14:20
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